なぜ硬いラバーを使うのか、硬いラバーの扱い方は?
前回は、なぜ硬いラバーが難しいのかについての原因を探ってみました。
卓球はボールを打つ時、ボールがラバーに食い込む事により高いコントロール性が生まれる訳ですが、ラバーが硬いとボールが食い込まない内にボールが跳ね返ってしまう。
要するに食い込まないから、という事で書かせていただきました。
なぜ硬いラバーを使うのか
さて、柔らかいラバーの様に食い込みが良ければ操作性が良い訳ですから、使い易い筈です。
何故、わざわざ使いづらい硬いラバーを使うのか( ^ω^)・・・
これはもう強い打球を打ったり、強い選手と打ち合えば判る事と思います。
柔らかいラバーでおもいっきり強打をするか、強い打球を強く返そうとするととラバーが底づきしてしまい、板で打っている状態に近づいていきます。
そうするとゴムの復元力を利用した回転の増加や、食い込みによるグリップ力の増加等、ラバーの力を借りられない状態になってしまうからです。
硬いと悪い事ばかりでもない
さてしかし、硬さが扱えない事により、嬉しい事もあります。
副次的な作用ではありますが、、、
私の様にあまり技術が繊細ではない初心者においては、よく食い込む柔らかいラバーは回転に敏感に反応し過ぎてしまい、逆にミスに繋がります。
回転をかけようと引っ掛け過ぎてぶっ飛ばしてしまったり
気を抜くと回転のかかったボールの影響を受けやすく、オーバーさせられたり下回転にやられたり
回転に敏感なラバーは相手の回転に翻弄されてしまいます。
しかしラバーが硬ければ、少し雑な力加減でも一定の方向性をもってボールが飛んで行ってくれる。
球離れが早いので、弾き気味にする事によって角度と方向だけで押し切れる時がある。
受け身だったり破れかぶれだったりの時には、食い込まないおかげで回転の影響を多少受けづらく、鈍感さが助けてくれる事もある( ^ω^)・・・
私の様に雑な卓球をする人にとっては、ある程度の硬さがあると使い易い点もあるという事実。
とは言っても基本的には、ラバーが硬いと自分が意図した打球が出来ず、ミスが出る。
自滅して負け行く運命。
美味い話はないもので( ^ω^)・・・
どうやって硬いラバーを扱うのか
では、どうしたら硬いラバーを上手に扱えるのか( ^ω^)・・・
ボールがラバーに食い込みづらいのだから、ブチ当てればいいじゃない
なんて感じでやたらと強打していては、オーバーやネットミスの連発になってしまう。
こんな事では短く返すなんて事も不可能になってしまう。
ならばどうするか
重力を操作してボールの重さを増してやればいい
いぇ。。。
人外の異能力については置いておいて
「強打する以外の方法で」硬いラバーにボールを食いこませるにはどうするか。
それは、ボールとラバーが当たる時の相対速度を増してやれば良いのです。
ラバーにボールが当たるファーストタッチの瞬間に、硬いラバーに少し食い込ませる事ができるくらいの速度があれば良いのです。
長々と書いておいて、「スイング速度を上げろ」かよ。と。
強打するのと何が違うの?と思われるかもしれませんが、、、
重要ですので覚えておいてください。
強打するのでは無く
ボールとラケットの相対速度を上げる
です。
・今迄よりも速い速度でボールを捉え、
・しかし威力は同じ。
・飛び出すボールの威力もほぼ同じ。
矛盾してませんか・・・?
無理じゃね?
つまるところ練習と経験じゃね?
なんて思っておりましたが
昨今、沢山ある卓球動画を眺めていく内に、気が付いた点がありました。
インターネットの時代。素晴らしい時代ですね( ^ω^)・・・
さてそこで気が付いたのは
上級者や指導者の皆様は、速いスイングなのに遅い緩いボールを打ってるんです。
そこには硬いラバーを扱うヒントが隠されていました。
その方法を用いる事で、簡単に
とはいきませんが、、、
スーパーアスリートの超感覚、若しくは超絶マッチョな身体を作り上げるよりは簡単です
身体を鞭の様に使うしなり打法も使いますが、しなり打法というよりももっと決定的に違うものがありました。
それは、、、
長くなってしまいましたので次の機会に( ^ω^)・・・
なんだか情報商材みたいな文面になってしまい鳥肌が( ノД`)
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