卓球における守備範囲とポジショニング(立ち位置)

卓球技術

前記事にて、ゲームとなると左右を余裕で抜かれまくりで勝てないという現状について書かせていただきました。

これは恐らく私のポジショニング(立ち位置)がまるでダメな事が原因だと思いまして、卓球における立ち位置について改めて考え直してみようと思います。

 

まずは立ち位置を考える上で前提となる、卓球における守備範囲についてまとめ直します。

卓球における守備範囲

卓球における守備範囲は左右非対称であるという事は言うまでもありません。

図は、赤い範囲が手(ラケット)で打てる範囲で、黒い線が一歩踏み出して移動できる距離を表しています。

当然ながら右利きならば右方向に広く、左利きなら左方向に広いわけです。

また、卓球においてはボールが非常に速い事から、咄嗟に移動できるのは一歩程度までが現実的と考えて一歩で動ける範囲を規定しました。

前・横方向には真っすぐ腕を伸ばした長さよりもう少し遠くに飛び付く事が出来ると思いますが、後ろ方向に動くのは難しいものです。

このため、後ろ方向は歩く歩幅で一歩程度しか動けないものと規定します。

これらを踏まえまして、一瞬で動ける範囲は以下の図の様な範囲になると考えます。

卓球における左右の守備範囲は大体4:6

RPGの戦闘シーンではありません

この図は理想的な両ハンドを想定したものです。

その他にも体格等の個人差はあるかと思いますが、フォア側の方が幾分か守備範囲が広くなっており、比率は大体4:6前後と考えて良いと思います。

バックが苦手であったりペンホルダー型の選手の場合にはもう少しバック側が狭くなると想像しておいてください。

卓球における基本的なポジショニング(立ち位置)

これらの事を前提に、卓球台の端から端までをカバーするならば、卓球台中央よりやや左に位置取る事が基本になると思います。

めいっぱい飛び付いてギリギリ届いたボールは満足に打球する事が出来ないと想定すると、有効な守備範囲は最大の守備範囲の7割程度と見るべきです。

このため図では、外側の白線の内側に7割程度の範囲を定めました。

 

両ハンドを想定しているため実際にはもう少し守備範囲が狭くなると思いますが、卓球台を含めた図にしてみると、わりと守備範囲が広いものですね。

この図の中の分身などは、人ひとり分くらいしか動いてないのに左右のサイドに届いてしまっています。

何故いとも簡単にサイドを抜かれるのか不思議ですらありますが、、、

それだけ打球後の私は戻りが悪いという事なのでしょう。

たぶん・・・。

 

本当は根本的な勘違いがあったのではと頭の中に漠然とした考えがありますが、、、

また、ここではレシーブ時やサイドを割る様な角度のついたクロス等を想定していませんので、各シーンに合ったポジショニングについても併せて別記事でまとめたいと思います。

 

ただ当たり前の事を改めて記事に起こしただけで収穫があるなんて

チラ裏の日記の様な記事で恐縮ですが、ブログを書いていて良かったなぁと思います。